
東大路高野第1住宅を含めた総合ランキング
だが、今後は、ジュニアファミリー向けマンション市場からさらに視野を広げ、いわゆる億ションやファミリー型マンションもより積極的に手がけていくという。
さらには、マンション事業の周辺に広がる多様な事業に果敢にチャレンジし、究極的には「トータルライフサポート」企業をめざしていく。
これが、Dの次なる構想なのである。
わかりやすく表現すれば、平成16年4月から、Dは″過去の栄光と実績″で飯を喰うのではなく、新たなビジネスフィールドに積極的に種をまいて育て、その収穫一で食べていこう、というわけである。
前章まで詳述してきたように、Nは、ジュニアファミリー向けマンションで、都市型マンション市場に一つの流れをつくってきた。
しかし、この市場は、マンション市場全体のなかでは決して大きなセグメントではない。
Dのまとめた資料によれば、首都圏マンションのうち、ファミリー市場は8万8516戸、約3兆5400億円規模のマーケットサイズをもっている。
これに対して、ジュニアファミリー向けマンション市場は約3279戸、金額ベースでは約1000億円、一方、投資用のワンルームマンション市場は8939戸、金額ベースでは約1945億円である(平成15年、「D」事業概要より)。
取材時、Nは、「ジュニアファミリー向けマンションの市場規模はマックスで1万戸ではないか」といっていたが、最大に見積もっても、市場規模は現在の3倍ということだ。
ジュニアファミリー向けマンション市場を開拓し、ディベロッパーとして独自の存在性を確立したDが、この小さな市場の雄であることに満足せず、その35倍以上の巨大な市場をもつファミリー市場に進出しようというのは、当然すぎる方向だといえよう。
いうまでもなく、Dでは、ファミリータイプのマンション市場への参入にあたり、これまで培ってきたアーバンライフ志向という発想や感性、ノウハウをフルに生かした企画を練ってきた。
すでにDでは、こうした計画にもとづき、2、3年前から、新セグメントのマンション市場への挑戦を段階的に進めてきている。
Dが提供するファミリーマンションは、それぞれ、話題性に富み、この市場においても、しだいに確固たる存在感を放つようになっている。
創業10周年の節目を経て、「第2創業期」に入った平成16年度以降、Dはなによりも、マンション事業という本業への回帰を進めていくという新たな決意を表明している。
そこから派生する新たな分野への挑戦を進めるためにも「本業回帰」をしっかりはかることは絶対におろそかにできないコアーコソピタソスなのである。
本業たるマンション事業は、以下の3つのタイプに分けられ、それぞれのジャンルごとに、積極的な攻めの展開を進めるという方向性をとっている。
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